- ベビーマッサージはいつからいつまでできるのか?
- 絶対にベビーマッサージをしてはいけないタイミング
この2点を詳しく書いています。
この記事を読むと、ベビーマッサージをスタートするのに最適な時期、ベビーマッサージを絶対にしてはいけないタイミングがわかります。
それでは、元ベビーマッサージ講師、薬剤師&ハーバルセラピストの清水がお話ししてきますね!
赤ちゃんのベビーマッサージはいつからいつまでできるの?
ベビーマッサージは何カ月から?
ベビーマッサージを始める時期には、きちんとした決まりはありません。
ベビーマッサージ=赤ちゃんの肌をなでて触れ合う行為なので、
そういう意味では、赤ちゃんの体に問題なければ、生まれた直後でも可能です。
ただ、生まれたばかりの赤ちゃんの肌はとてもデリケートです。
また、身体も未発達な状態です。
なので、赤ちゃんの月齢が低い場合は、
・力を入れすぎないように、なでるようにタッチコミュニケーションする
・足や手など部分的になでる
というようにしていくとスムーズです。
私は、しっかりとした全身のベビーマッサージは、生後2週間以降くらいから始めることができると教えられましたが、赤ちゃんの首がすわるくらいまでは無理せずできる範囲で楽しむようにしましょう。
まだ、首がすわっていない赤ちゃんは、服を脱がすのも一苦労ですよね。
そんな時は、股下のボタンだけあけて足だけオイルを使ってマッサージするのもおすすめです。
足だけでもマッサージすると、血流がよくなり体全体があたたかくなります。
服の上から優しくなでてあげるのも、立派なベビーマッサージです。
ベビーマッサージ教室はいつから?
産婦人科や子育て支援センター、個人の教室などでベビーマッサージ教室も開催されていますよね。
正しいベビーマッサージのやり方を知ることができるのはもちろんですが、同じ赤ちゃんのお母さんとお話ししたりできて気分転換、リフレッシュにもおすすすめです。
ベビーマッサージは、赤ちゃんの新生時期からできますが、
初めてのベビーマッサージ教室、ベビマはいつから始めていいですか?に書いているように、
個人的には、ベビーマッサージ教室への参加は、生後2か月くらいからがいいかなと思います。
赤ちゃんの首がすわり、お母さんも赤ちゃんとの生活に慣れてすこし落ち着く頃ですね。
私のベビーマッサージ教室では、助産師さんと共に開催していたこともあり、赤ちゃんの一カ月検診が終わったら参加OKとしていました。
ベビーマッサージはいつまでやっていいの?
ベビーマッサージは親子で楽しむスキンシップ。
なので、年齢制限もありません。
ハイハイ時期でも、もっと大きくなってもいつまでも、ベビーマッサージをやっていいんです!
(呼び方はベビーマッサージではなく、キッズマッサージやマッサージに変わりますね)
とはいっても、
動くようになると、一般的には、ねんね期のようなまったりゆったりとしたマッサージは難しくなりがちです。
これは、かなり個人差があります。
うちの子達は二人ともマッサージが好きですが、教室での様子は対象的でした。
長男は寝返りからたっち、あんよの発達がはやかったせいか、
動き出すと、追いかけながらマッサージ。
でも、うつ伏せだけは好きなのか、いつもおとなしくされるがままでした^^
妹ちゃんは1歳過ぎてやっとたっちあんよとお座り時期が長かったせいか、
0歳時期は、まったりゆったりマッサージを満喫できました。
この頃は私も講師として活動していたので、娘がモデルになったりしていました。
↑
1歳過ぎの頃、足の時だけまだモデルになっていました^^
対照的な二人ですが、大きくなってもマッサージは好きです。
小学生になっても、疲れた時や不安な?時など、
「マッサージしてー」と言ってきます。
長男君は足や背中、妹ちゃんは腕やお腹や背中が好きなようです。
ただ、動いてゆっくりマッサージできなくても、赤ちゃんはマッサージが嫌いなわけではないんです。
ベビーマッサージはいつまで?ハイハイ期ですが参加していいですか?の記事にも書いていますが、
動き出した赤ちゃんのマッサージは、無理やりしないことが大切です。
あかちゃんが好きな体勢で、
できるところ、ママがやりやすいところをさわってあげてください。
マッサージをする時間も長い時間した方がいいわけじゃないんです。
足だけ、背中だけという部分的なマッサージでもマッサージの効果はバッチリあります。
そして、動き始めると、じっくり赤ちゃんの体を見る、反応をみるという時間も少なくなりがちです。
ぜひベビーマッサージの時間で赤ちゃんとのコミュニケーションを深めてください!
ベビーマッサージの効果については、ベビーマッサージっていらないの?正しいやり方とメリット効果を解説で詳しくお話ししています。ぜひお読みくださいね!
赤ちゃんにベビーマッサージを絶対にやってはいけないタイミング
親子の絆を深めるベビーマッサージですが、絶対にやってはいけないタイミングがいくつかあります。
- 赤ちゃんの体調が悪い時(発熱、水ぼうそうなどウィルス性の病気、激しい嘔吐)
- いつもと違って機嫌が悪い時(いつもより泣き方が激しい、顔色が悪い)
- 皮膚の炎症がひどい時
- 予防注射後24時間以内
赤ちゃんの体調や状態によってはマッサージを控える必要がある場合もありますので、しっかりと理解しておきましょう。
ベビーマッサージに必要な物
早速、ベビーマッサージをしてみようと思った時に必要なものは、以下の2つです。
・赤ちゃんの下に敷くバスタオルやおくるみ
・オイル(使う場合のみ)
「ベビーマッサージのオイルは何を選べばいいの?」
「種類が多すぎてわからない」
という方のために、私がおすすめするベビーマッサージに使えるオイルをご紹介します。
おすすめベビーマッサージオイル1:インカオイルのホホバオイル
私のベビーマッサージ教室では、インカオイルのホホバオイルを使用していました。
インカオイルは、100%天然のオーガニックのホホバオイル(植物油)です。
低温圧搾法による一番搾りのみを贅沢に使用しています。
実際に、10年間ベビーマッサージ教室で使っていて、トラブルはありませんでしたよ!!
自分やこどもたちに実際に使ってみて、自信をもっておすすめできるオイルです。
おすすめベビーマッサージオイル2:SAKURA&NATURAL ゴールデンホホバオイル
インカオイルはとてもよいオイルですが、ちょっとお値段がお高めなんですね。
(私は教室用に1Lで購入してました)
コストパフォーマンスで選ぶなら、SAKURA&NATURALのゴールデンホホバオイルもおすすめです。
100%天然由来成分からなるホホバオイルで、合成香料・合成着色料などは無添加。
安心して使うことができます。
ベビーマッサージオイルについては、ベビーマッサージのオイルの選び方、選ぶ基準とおすすめのオイル4選で詳しく解説していますので、ぜひお読みください!
さいごに:ベビーマッサージはいつからいつまで?絶対NGのタイミングに注意!
この記事では、赤ちゃんにベビーマッサージを何カ月からしていいのか、そしていつまでやってもいいのかについてお話ししていきました。
ベビーマッサージは親子のタッチコミュニケーションです。
年齢制限もありません。
ただ、まだ月齢の低い赤ちゃんは、力を入れずにやさしくなでる、足や手など部分的なマッサージから始めるとよいでしょう。
「ベビーマッサージをしてはいけない絶対NGのタイミング」としては以下に注意が必要です。
・赤ちゃんの体調が悪い、いつもと様子が違う時
・肌の炎症が激しい時
・予防注射後24時間以内
ベビーマッサージに興味のあるパパやママが、この記事を読んで安心して実践できればうれしいです。大切な赤ちゃんとの特別な時間を楽しんでくださいね♪