列車に乗ること自体が一大イベント!
鹿児島県を走る特急「指宿のたまて箱」の魅力と予約方法などを、実際の乗車体験をもとにご紹介します。
私たちは春休みに家族で乗車しました!
家族旅行にもおすすめですよ^^
特急「指宿のたまて箱」とは?
「指宿のたまて箱」は鹿児島県を走る豪華観光列車
「指宿のたまて箱」は、九州を代表する観光列車です。
「指宿のたまて箱」という名前は、日本の昔話「浦島太郎」に出てくる宝箱「たまて箱」から取られており、乗客にとって忘れられない価値ある体験を提供するという意味が込められています。
列車内も「浦島太郎」に由来する装飾が施されており、伝統と現代の融合したデザインで飾られています。
また、木材や和紙などの自然素材を使用したインテリアが心地よい雰囲気を醸し出しており、旅の途中で見られる風景と調和しています。
窓から見える美しい景色を存分に楽しめるように、窓の大きさにもこだわりがある列車です。
乗車することがただの移動手段ではなく、鹿児島の豊かな自然と文化を体感することができるのが、指宿のたまて箱の大きな魅力となっています。
特急「指宿のたまて箱」の路線と運行スケジュール
特急「指宿のたまて箱」は、JR鹿児島中央駅から指宿駅までを結ぶ観光列車です。
鹿児島中央駅を出発した後は、ノンストップで終点の指宿駅まで止まりません。
また、「指宿のたまて箱」は略して「ibutama(いぶたま)」という愛称でも呼ばれています。
「指宿のたまて箱」の運行スケジュールは季節ごとに変わりますが、1日3往復が一般的です。
最新の運行スケジュール(時刻表)は、JR九州のHP特急指宿のたまて箱を確認してください。
特急の座席は予約制で、特急指定席券が必要です。
その予約方法について、詳しくお話ししていきます!
指宿のたまて箱の予約方法
特急「指宿のたまて箱」は全席指定席なので、事前の予約が必ず必要です。
予約開始は乗車日の1ヶ月前となっています。
指宿のたまて箱の予約はネットでも可能!
以下の予約方法があります。
- JR九州の公式ウェブサイト(オンライン予約)
- 電話予約
- JRの駅の窓口
予約は当日でも可能だけど厳しい!
私たち家族が指宿のたまて箱に乗ったのは、春休み中の平日でした。
半月前に予約した時には、まだ空いている席も多かったのですが、当日はほぼ満席でした!
当日予約で指宿のたまて箱に乗るのは難しいだろうなーと感じました。
当たり前ですが、満席の場合、特急に乗ることができません。
なので、「乗りたい!」と思った時は、必ず事前に予約をするようにしましょう。
とくに、海側の座席は桜島が見えるので人気が高く、早めの予約がおすすめです!
指宿のたまて箱のおすすめ座席
指宿のたまて箱での旅を最大限に楽しむためには、座席選びが重要です。
海側vs山側:どちらの景色を選ぶ?
やはり人気なのが窓側の座席です。
海側の座席からは、鹿児島の象徴である桜島や美しい錦江湾の景色を楽しむことができます。
この座席は特に、日中の明るい時間帯におすすめで、青い海と空のコントラストが旅の醍醐味を引き立てます。
↑指宿のたまて箱から撮った桜島です^^
一方、山側の座席は、日が沈む夕方の時間帯にはおすすめです。
また、「指宿のたまて箱」の窓は大きくつくられているので、たとえ山側だったとしても、桜島が大きく見えます。
フリーのソファー席などに移動して景色を楽しんだり、写真を撮ることも可能です!
オススメの車両と座席配置
「指宿のたまて箱」には、1号車と2号車の2種類の車両があります。
1号車はプレミアムシートが用意されており、特に窓側の席は絶景を楽しむのに最適です。
広々とした足元のスペースと、リクライニング機能付きの快適なシートが旅の疲れを和らげます。
2号車では、カウンタータイプの席が特徴的です。
窓も大きくつくられています。
私たちは、子ども達がカウンターではなく並びで座りたいという希望があり、
山側のツーシートを予約しました。
山側でも隣のカウンター席の大きな窓から桜島などきれいに見えましたし、移動して写真を撮ったりで問題なく楽しめました♪
JR九州HPに詳しい座席図があるので、そちらを確認してくださいね!
指宿のたまて箱の車内サービスは?
指宿のたまて箱では、車内での販売サービスもあります。
- 指宿のたまて箱のオリジナルグッズ(タオルやキーホルダーなど)
- 地元鹿児島の特産品(プレミアムボトル焼酎や焼酎ハイボール)
- いぶたまプリンやいぶたまチョコパンといったスイーツ
- いぶすき温泉サイダー
車内限定で販売されるオリジナルグッズは、旅の記念品として人気が高いようです。
(子どもたちが欲しがらなかったのでうちは購入せず…)
指宿のたまて箱の車内販売メニューの詳細はこちらをご確認ください!
指宿のたまて箱で巡る観光スポット
さいごに:指宿のたまて箱のおすすめ座席と楽しみ方、ネット予約で快適な絶景旅
この記事では、JR鹿児島中央駅と指宿駅を結ぶ特急「指宿のたまて箱」の魅力や快適な乗車体験のための予約方法などを実際に乗った体験をもとに詳しくお話ししました。
全席指定なので、事前の予約が必要です。
予約方法としては、リアルタイムに空席状況もわかるインターネット予約をおすすめします。
指宿のたまて箱での忘れられない旅の思い出つくりにお役立てください!